「頑張っても成果が出ない」「一生懸命働いても報われない」
今、このような状況で悩んでいませんか?
わたしはキャリアカウンセラー、ビジネスコンサルタントとして、これまで多くの方から仕事の相談を受けています。
その中でも特に多いのが、「人一倍努力しているのに成果につながらない」「頑張っていても上司に評価されない」
このようなご相談です。
実は、こういった人たちには原因となある「ある共通点」があります。
この原因がある限りは、たとえ毎日睡眠時間を削っても働き続けても報われず、ただ、大量に無駄な時間を使うことになります。
そのため、成果を出せない自分に対して「自分はなんてダメなんだろう」って自己嫌悪を繰り返して歩み続けることになります。
だけど、こういう人たちは、本来は能力がある人たちばかりなのです。
成果が出ない原因となっていることを理解して、解消していけば、圧倒的な成果が出るまでそこまで時間はかからないものなんですね。
そこで、今回の記事では「仕事で成果が出ない原因」と「実践的な対処法」を3ステップで解説しますので、ぜひ最後まで読んで実践してみてください。
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また、今回の記事はこちらのYouTube動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。
仕事で報われないと感じる瞬間
仕事で報われないと感じる瞬間は下記の3つが挙げられます。
- 労働時間と収入が見合っていない
- 努力しても成果がでない
- 成果を出してない人が昇格する
(1)労働時間と収入が見合っていない
日々大量の仕事をこなしているにも関わらず、その労働量が収入と見合わないと、報われないと感じることがあります。
労働時間や仕事量が適切に評価されず、残業代が支払われない場合や、仕事の評価システムが整っていない場合が当てはまります。
さらに、優秀な労働者ほど、自身の業務だけでなく後輩の育成や他の尻拭いまで引き受けることになりがちです。
この結果、仕事の量と難易度に見合った収入が得られないことがあります。
特に、仕事の少ない年長の社員と比べて、難しい仕事を多く抱えているにも関わらず収入が低いという状況は、大きなストレスとなります。
(2)努力しても成果がでない
いくら努力しても目に見える成果が出ない状況に直面すると、報われていないと感じます。
特に、自分よりも後から入社した人が短期間で成果を上げている場合や、斜陽産業で働いている場合によく起こります。
どんなに努力しても、産業の衰退や市場の競争激化により成果が出しにくい環境では、仕事のモチベーションが大きく下がります。
また、激戦区となっている業界では、市場がすでに飽和状態であるため、新しい成果を出すことが一層困難になります。これらの状況は、非常にフラストレーションが溜まるもので、仕事への満足感が得にくくなるのです。
(3)成果を出してない人が昇格する
自分が仕事でしっかり成果を出しているにも関わらず、成果を上げていない他の人が昇格すると、報われないと感じる瞬間があります。
特に日本の企業では、昇格基準が上司の主観によることが多く、個人的な好みや共通点が多い人が昇進しやすい傾向もあり、実力や成果よりも人間関係が重視される場合があります。
また、性別による不平等も存在し、能力があるにも関わらず女性が昇格しにくいという問題も指摘されています。
このような状況は、特に成果を出しているのに評価されない人々にとって、大きなフラストレーションとなります。
頑張っても報われない原因
結論から言うと、一生懸命努力しても報われない人の特徴は、
「自分が得たい成果に対しての、努力の方向性が間違っています」
では、その原因はどのようなことなのか?下記の3つのトピックスから解説します。
- 変えられないことに注力している
- 定数・変数の具体例
- 切り捨るべきもの
(1)変えられないことに注力している
数学では「定数」と「変数」という概念があります。定数は変更できない数値で、変数は変化する数値です。
努力しても報われない人は、この変更できない「定数」に必死に取り組んでいることが多いのです。
世の中には、自分ではコントロールすることができない、どうしようもないことが存在します。
一方で、自分の工夫次第では、変えられるものがあります。
成果がなかなか出ない人は、自分ではコントロールしようがないことを変えようと大量の時間をかけて、延々と悩み続けているのです。
(2)定数・変数の具体例
たとえば、営業の仕事をしていたとして、あなたはお客さんに商品提案することはできるけど、実際に商品を購入するかどうかはお客さん次第です。
これは、自分ではコントロールできないのです。
つまり、この場合は、あなたがやるべきことは、
「お客さんが本音を話しやすい雰囲気をつくる」
「お客さんからの質問に丁寧に答える」
「お客さんの悩みを聞いて、解決できるような商品提案をする」
このように自分の行動によって変えることのできる「変数」の部分に集中すべきです。
だけど、成果が出ない人は、こういったとき「あのお客さんは自分のことどう思っているんだろう?」「商品が売れなくて上司から怒られたらどうしよう」
このように、自分ではどうしようもないことに、脳のリソースと時間を使って
大半の時間が集中できず、不安になっています。
悩んだところで現実はまったく変わらないのに、行動したつもりになっているんですね。
一方で、たとえお客さんから商品を購入してもらえず、上司に怒られたとしても、起きてしまった結果は変えられないので、すぐに頭を切り替えて、次回の改善策を考えて行動する人がいます。
つまり、要領のいい人は、自分ではコントロールできない定数の部分はあきらめて、
自分で変えることができる変数の部分に集中しているので、楽に成果が出せているように見えるんですね。
(3)切り捨るべきもの
どんなに能力があっても、コントロールできない部分の定数を動かそうとすると、成果がでないうえに、時間と労力を無駄にして、しんどい思いをします。
このように報われずに疲弊している人は「他人」のことを変えようとしているのです。
他人を変えるのは自分を変えるよりも、難しいものなんですね。
成果が出なくて報われないと悩んでいるとき、成果をコントロールしようとしていませんか?
わたしたちが、求める成果を得るために「過程」の部分はコントロールできますが、
「成果」をコントロールすることはできません。
自分の力でコントロールできないことをどうにかしようとすることは、今すぐ辞めてください。
時間と労力の無駄でしかないです。
たとえば、「自分は日本に生まれたくなかった、出生地を変えたい!」と今更、自分の親に無理なことを言うようなものです。
考えるべきことは、生まれた場所に文句を言うことではなく、「配られたカードでどう戦うのか?」
このことを間違えないでください。
頑張った分だけ報われるための3ステップ
頑張った分だけ報われるための3ステップは下記の通りです。
- ステップ①悩みを定数・変数の2つに分ける
- ステップ②業界・職種を見直す
- ステップ③自分の強みを明確にする
ステップ①悩みを定数・変数の2つに分ける
悩みごとがあったときに、それは「自分でコントロールできないことなのか?」
「工夫次第では変えられることがあるのか?」「自分が行動すべきことは何か?」
これを自分に問うことをしてみてください。
悩みごとがあったときに、どんなに深刻で大きな問題と思っていても、
実はこのように分けると、ほとんど全てのことがこの2つにわけられることに気づけます。
自分ではコントロールできないことは切り捨てて、自分がコントロールできるところかつ、最も効果が高いと感じるものに集中していきましょう。
この考え方ができると、常にやることが明確となって、無駄なことに時間や労力を使わないため、人より行動が早くなり、成果が出やすくなります。
このように、メリットだらけなんですね。
逆にこの考えができないと、常に漠然とした不安や恐怖を感じて、無駄なことに脳のリソースを使って成果が出づらく、成果が出ないことに大量の時間や労力をつかって疲弊していきます。
努力できる能力がある人に限って、この負のスパイラルに落ちいている人が多いんですね。
真面目だからこそ、人間関係でも仕事でも、自分のコントロールしようがないことを、気にし過ぎてしまっています。
ただ、そういった人たちこそ「定数は切り捨て変数に全集中する」という対処法がわかったときには、一気に才能が花開く可能性があります。
ステップ②業界・職種を見直す
仕事をいくら頑張っても収入が上がらない人は、業界・職種の平均年収を確かめましょう。
下記のグラフはパーソルキャリアが調査した職業別平均年収ランキングです。
(参考:パーソルキャリア|doda 2023年 職種・職業分類別の平均年収ランキング)
このグラフを見ると、職種によって年収に差が開いていることがわかります。
年収は選択する業界や職種によって決まっていて、利益率の高い業界の仕事ほど、年収が高い傾向があります。
たとえば、外食サービスは利益率が低く、薄利多売になるため労働量が多くても、収入は上がりづらいのです。
また、介護職は介護保険制度により、報酬に上限があるので、本人がどんなに努力しても制度的な理由で、年収が上がりづらい仕事となっています。
なので、仕事自体にやりがいを感じられている場合にはいいのですが、もし高収入を目指したいという場合には、年収が上がる業界や職種に変えたほうが早いのです。
ステップ③自分の強みを明確にする
自分の悩みごとを定数・変数の2つにわけて整理して、業界・職種ごとの平均年収も確かめたら、次は、今の仕事であなたの強みを活かせているかどうかを考えましょう。
今、あなたがどんなに努力をしても評価されず、自分の力を発揮できていないと感じるのなら、もしかしたらあなたの適性が活かせていないのかもしれません。
たとえば、あなたが炎タイプポケモンのヒトカゲだとして、水に弱いのに水辺で一生懸命、水タイプのゼニガメと戦っているようなもので、炎で攻撃しても「効果はひまひとつ」になります。
一方で、森へ移動して、草タイプのフシギダネと戦えば、火炎放射で弦を焼き「効果はばつぐん」となり、無双していけます。
このように、仕事でも人には向き不向きがあるので、業界や職種を変えたら、自分の強みが発揮できることがあるので、自分の適性に合っている仕事かどうかは重要になります。
まずは、過去の経験から、これまで没頭できたことや成果を出せたことを振り返って、
自分の強みを明確にしていきましょう。
頑張っても報われなかったわたしの経験談
頑張っても報われなかったわたしの経験談を下記3つのトピックスで解説します。
- ワーキングプアからの転職経験
- 採用の裏側から見た日本企業の闇
- 転職エージェントからの脱サラ起業
(1)ワーキングプアからの転職経験
わたし自身、サービス業出身でいくら仕事を頑張っても収入が増やせない時期がありました。
その業界は薄利多売のビジネスモデルだったので、トップセールスになっても、まったく給料は変わらず、ワーキングプアとなっていました。
その後、人材紹介会社へ転職をして、利益率の高い無形商材を扱うようになり、飛躍的に収入を伸ばすことができました。
(2)採用の裏側から見た日本企業の闇
わたしは、転職エージェントだったので、ありとあらゆる業界の採用の裏側も見てきましたが、
日本企業の多くは、いまだに男性中心企業で、家父長制の文化が根強く残っています。
そのため、女性はスキルアップ、キャリアアップにつながるような職種に採用されにくく、昇格昇給もしづらいといった現実があります。
なので、女性で転職による収入アップを目指したい人は、新しい業界やベンチャー系企業、
実力成果主義の評価体制の企業を選択したほうが、性差別は受けづらくなります。
また、仕事が好きで収入も上げたいといった女性は、雇われるよりも独立したほうが仕事の可能性は広げられます。
(3)転職エージェントからの脱サラ起業
わたしは独立して、今では自営業のWEBマーケター、キャリアカウンセラーとして女性向けのキャリアやビジネスの支援もしています。
会社員時代よりも遥かに自由度が増して、収入アップすることもできて、在宅起業だけで経済的な自立を実現できています。
ちなみにわたしがワーキングプアから脱却した方法、人生を逆転した方法はこちらの記事でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
まとめ
今回は、「努力しても報われない原因とその対処法」について解説しました。
基本的には、過去と他人は変えられないので、未来に向かって、自分でコントロールできることに注力していきましょう。
「これは自分の課題」「これは相手の課題」と切り分けて考えられるようになれば、
「自分がコントロールできること」に集中していけます。
もし、あなたが成果を出せなくて悩んでいるなら、自分ではコントロールできないことに脳のリソースが奪われているせいかもしれません。
「定数」と「変数」どこに集中するかで、成果の出やすさは、圧倒的に変えられます。
わたしは、キャリアカウンセラーやWEBマーケコンサル、ビジネスコンサルタントとしてこれまで多くの女性のキャリア相談を受けてきました。
自己分析のカウンセリングはもちろん、女性の強み発掘や独立支援もしています。
わたし自身、会社組織から脱サラ起業したことで、時間や場所に縛られず、人間関係に悩むこともなく充実した毎日を過ごせるようになりました。
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