「脱サラ起業はなんだか難しそうなイメージがあるし、もともと資金や才能に恵まれた人がはじめているんじゃないの?」と思われる人もいるのではないでしょうか。

今や特別な才能や多くの資金がなくても、起業をはじめることのできる時代となっていて、30代女性で脱サラ起業して活躍している人も存在しています。

起業することで「自由な働き方ができて、自分のやりたいことや信念を貫くことができる、頑張った分だけお金を稼ぐことができる」などのメリットも多数あります。

そして、わたしも脱サラ起業をしたうちのひとりです。

特別な才能や資金があったわけではなく、むしろお金がなくて生き方が不器用でバッシングされることが多かったです(笑)

今回はこんな自分が日本社会の闇を知り、起業に至った秘話を紹介します。脱サラ起業が少しでも気になる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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目次

日本の社会構造の闇を知り起業を決意

これまでわたしは様々な業界を経験する中で、日本の社会構造の闇を知る機会がありました。

特に女性の差別が根強く残っていて、男女平等に就業できる場は少ないなと感じることが多かったです。

そして年齢を重ねるごとに、女性たちからも深刻な相談を受けることが多くなりました。

例えば、

フルタイム共働きだけど、家事育児ワンオペ状態で精神的にも体力的にもしんどい

職場でこれ以上のキャリアアップが難しくて転職先が見つからない

このような声がありました。

女性に雇用の機会、キャリアアップの機会が均等に与えられていないことや、福祉サービスが足りてない部分を女性が集中的に担っていることが問題だと感じました。

日本は「ジェンダー・ギャップ指数2023」の順位が146ヶ国中125位で先進国の中となっていて、先進国のなかでは断トツの最下位でジェンダー観は後進国です。

(参考:内閣府 男女共同参画「ジェンダーギャップ指数2023」)

ジェンダー・ギャップ解消にはあと100年以上は、かかる見込みとなっていて、私が生きているうちに解消するのは難しいなと感じています。

それなら

女性こそ起業したほうが、自立ができて自分の信念をもちながらも暮らしを豊かにできるんじゃないの?

と考えるようになり、より多くの女性を支援したく起業することにしました。

学校の団体行動に疑問をもった少女時代

神奈川県の横浜市に生まれ、当時は暴走族の通り道となる大通り沿いに暮らしていて

幼少期は人見知りで絵を描くことや本を読むことが好きな子供でした。

どちらかというと単独行動が好きで、いっせいに団体で同じ行動をとることに疑問をもち、

小学生の頃、同じ学校に通う近所の小学生が集まって登校する「登校班」が嫌でその制度を利用していなかったほどです(笑)
10代の頃は漠然ながらも生涯やりがいのある仕事をもっていたいと考えていました。

学年200人以上から無視された中学時代

中学時代には同級生にひどい噂を流され学年200人以上から白い目を向けられ、無視されていました。

そんなときには大平光代さん著作のエッセイ本『だから、あなたも生きぬいて』を読んで、

壮絶ないじめを受け、多くの逆境を乗り越えてきている大平さんの生きざまに心を打たれて、

自分も頑張ろうと思い、一匹狼となりながらも学校には卒業まで通い続けていました。

この経験から多くの人から無視され続けることへの耐性が身についたと思います(笑)

参考:大平光代(著)『だから、あなたも生きぬいて

ネット物販、営業etc..がむしゃらに働いた学生時代

高校時代から大学時代には勉強はそっちのけでアルバイトに夢中でした。

自分の中で15歳になったら働くことを決めていて、自分が応募できる条件のアルバイト求人があれば何にでも飛びつきました。

飲食店、運送業、インターネット回線の営業、工場、不動産、資格スクールなど様々な仕事を経験しました。

また、ガラケーを駆使してネット上でアパレル系の物販もしていました。

もともと好奇心旺盛だったわたしは、新しい仕事をすることに対して興味津々で短期間の仕事も含めると30~40くらいの仕事はしていたかと思います(笑)

後にこの経験が人材紹介会社での仕事に役に立つとは夢にも思いませんでした。

100社以上の企業に応募した就職活動

わたしが学生時代に就活を行っていた頃は、文系女子学生の就職でキャリアアップできる選択肢は多くありませんでした。

事実上、性別的役割が決まっていて女性を募集している求人はサービス業かアシスタント職の採用ポジションしかほとんどない状態だったからです。

それでもスキルアップやキャリアアップして働き続けたいと考えていたので、比較的新しい業界のIT分野なら総合職として参入できるかもしれないと就活していました。

当時女性は総合職よりもアシスタント職に就くことが一般的だったため、面接の場面では

「何でアシスタント職じゃだめなんだ?」

「結婚の予定はいつか?」

「子供の予定はいつか?」

など、企業から大量の差別とバッシングもされ続けながら100社以上の企業に応募しました。

それでも勝つまで続ける精神で受け続けたこともあって、1社目はやっとの思いでIT企業へ総合職への就職ができました。

社会人になってから

IT企業へ総合職として入社後、蓋を開けてみると当時は女性に対しての差別やセクハラが横行している状態でした。

そしてキャリアアップできるポジションはなく、結局は資格を取って美容業界へ転身してキャリア形成しなおしました。

美容業界

美容の専門スクールに通い、ネイル技術検定の資格取得に向けて技術練習の日々を過ごしました。

それもトントン拍子にはいかず、2回検定試験に落ちて3回目で合格しました(笑)

やっとの思いでネイリストになるも、初任給はたったの13万円

そして配属された店舗ではなかなか施術ができるようにならず、売り上げがあげられなかったため

本部の人が店舗に来られて激詰め&肩たたきもされました。

そこから営業前の朝、営業後の夜と技術練習の量を増やしていき、サロン漬けの日々を過ごし、だんだんと技術は向上していきました。

そんな中、新店舗がオープンすることになり、当時の上司と私とで新店舗に2人で配属されることになりました。

新店舗立ち上げ

何もかもゼロからスタートになるため、サロンで棚やサンプル制作、家具を組み立てるところ、備品の買い出しや搬入作業も行いました。

お客様もゼロベースからでしたので、ちらし配りや、ブログ更新などして集客活動も毎日続けていました。

「ひとりでも多くのお客様を綺麗にしたい!喜ぶ顔が見たい!」

そういった思いから一心不乱に集客から施術をしていたら、いつの間にか新店舗は繁盛店へとなっていきました。

そして

23店舗126人中、個人売上 1位となることができました!

しかし、当時の美容業界はブラックな労働環境が当たり前。

でも相変わらず給料は13万円。

ただ、美容業界の仕事は大好きだったので仕事に没頭しました。

だけど、頑張っても自分の成果が給与に反映されませんでした。

それでもネイリストとして頑張ろうと、技術向上のため道具を購入したり休みの日にセミナーに参加したりしていました。

個人事業主へ

とうとう金銭的に厳しくなり、その後は個人事業主のネイリストとして活動することにしました。

デザインの企画開発、営業、施術、集客、広告制作と幅広く業務をすることになり、

自分の考えた企画でお客様にも喜んでもらえてとてもやりがいがありました。

接客をする中でお客様から人生の悩みを打ち明けられる機会が多く、共感するだけではなく課題解決することを仕事にしたいと考えるようになり、人材紹介業へと転身しました。

人材紹介業

人材紹介業では主に転職エージェントとして求職者の就職支援やクライアント企業の採用課題の解決、集客を行っていました。

職種としては法人営業、企業や個人向けのコンサルタント、WEBマーケター、メンター、採用担当など幅広く経験しました。

目の前の求職者やクライアント企業の課題を解決したいという思いで夢中になっていたら、

個人営業成績 VP受賞し、担当媒体では転職エージェント550社以上ある中で決定人数2位を受賞しました。

人材紹介業として幅広い業界の企業様をサポートしていきましたが、

男性の求職者を求める傾向が根強く採用の機会がまだまだ男女平等ではないという状況でした。

女性のための起業支援

女性が活躍していける場が少ない中で、女性のために何か支援したいという思いが強くなり

女性のための起業支援をすることにしました。

「会社員としては自分の信念とは異なる方向で苦しい思いをしている」

「これ以上のキャリアアップがなくて会社員としては成長できない」

「年収アップが見込めない」

「今まで培ったスキルを起業で活かしていきたい」

「結婚、出産などのライフイベントが発生したとしても、働く場所にとらわれず柔軟に働きたい」

そんな女性のための起業支援がしたいという思いで、わたしは全力で動いています。

「将来が不安になるくらいなら、今すぐ行動して立ち止まるくらいなら歩き出す!」

そのように考えて、わたしは新たな人生を歩んでいます。

『起業』することで、叶えられなかった夢を実現させてほしい。

ひとりでも多くの人が、起業することでやりたいことを叶えて、豊かな暮らしを送ってもらうためにわたしは『起業』をサポートしています。

わたしは起業することで人生が大きく変わりました。

ネイリスト時代には激務だけど月給13万円という金銭的に厳しい状況が続き、辛い思いもしました。

むしろ、こうやって追い込まれたからこそ「起業」という手段を考えたのだと思います。

きっと、あなたも日本で生きている中で何か疑問や不満を感じているのではないでしょうか?

それを何とか解決しようと悩んでいるところかもしれません。

もっと自由で豊かになりたいのに我慢しなければならない。

どのようにすれば良いのかが分からず、もがき苦しんでいる人もいるのではないかと思います。

もっと多くの人に起業という手段があることを知ってもらいたいです。

わたしはこれまで多くの失敗や逆境を乗り越えてきたからこそ、寄り添いながらあなたの強みが活かせるような支援ができると考えています。

いっしょに明るい未来に向かって歩き出しませんか?

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名前:神谷 英里華(かみや えりか)

強み発掘とWEBマーケを活用した起業の専門家

大学卒業後、IT企業の経営企画、美容業界を経験。
美容業界では23店舗126人中 個人売上 1位

人材紹介業ではWEBマーケター、コンサルタント、キャリアアドバイザー、法人営業、メンター、採用担当など経験。

人材紹介会社では個人営業成績 VP受賞。
担当媒体にて転職エージェント550社以上ある中で決定人数2位を受賞。

WEBを活用した起業コンサルティングの事業を立ち上げ、
女性のお客様の強みを発掘し、WEBマーケを活用した起業支援を展開。

女性の起業や副業の支援や売れる仕組み作りなど、女性が生きがいとなる仕事をもちながら自由を叶えられる起業講座を運営。

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