「職場の人間関係はどうでもいい!」その理由と悩んだときの対処法を解説

「職場の人間関係に疲れたときはどうしたらいい?」「職場の人間関係を割り切るには?」こんなお悩みありませんか?

わたしはキャリアカウンセラーや人事コンサルタントの経験からも、ありとあらゆる業界の人からのご相談を受けてきました。

そのなかでも「職場の人間関係」で悩む人は本当に多く、自分の適性に合わない組織にいたり、相性のあわない上司や同僚から離れられず、心身ともに病んでしまう人も多いのです。

わたし自身、日本企業の会社組織に馴染めず、さらに上司からハラスメントにも遭っていたので、心身ともにボロボロになるといった経験をしてきました。

そこで、「ある対処法」を実践したら、人生が好転して、今では独立して在宅起業だけで会社員の時以上の収入アップを実現しました。

場所や時間に縛られず、仕事や人間関係も自由に選択できてストレスなく、幸せな毎日を送っています。

そこで今回は「職場の人間関係がどうでもいい理由」を詳しく解説していきます。
「職場の人間関係で悩んだときの実践的な対処法」も解説しますので、最後までみて実践してみてください。

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目次

職場の人間関係がどうでもいい6つの理由

職場の人間関係がどうでもいい理由は下記の6つです。

(1)職場の人間関係が良くないことは普通
(2)人間関係だけで仕事を諦めるのはもったいない
(3)全ての人に好かれることは誰にもできない
(4)人間関係に深く入り込むと面倒なことになる
(5)どの道一生付き合うわけではないから
(6)仕事で成果を出せば問題ない

(1)職場の人間関係が良くないことは普通

大前提、職場の人間関係がうまくいかないことは、普通のことです。
職場は仕事を通じて収入を得るために集まった集団のため、利害関係が絡み合うからです。

そのため、全員と価値観が一致することは現実的ではなく、意見の衝突や不仲になることも避けられないんですね。

特に日本企業では縦社会の影響が強いので、上司が指示を出して、それに部下が従う仕組みが一般的です。

しかも、目上の人との関係を重視する文化があるため、自分より上の立場の人が多いほど気を遣う場面が増えるので、精神的な負担がかかるわけなんですね。

わたしは転職エージェント、キャリアカウンセラーの経験もありますが、日本企業に勤める会社員が転職を考えるきっかけとして最も多い理由が「人間関係の悪化」でした。

こうした日本社会の構造的な問題もあり、個人の力だけで改善することが難しい問題なので、職場の人間関係をよくしようと、他人に過剰に期待したり、一方的に自分が無理し過ぎるのはやめましょう。

(2)人間関係だけで仕事を諦めるのはもったいない

人間関係の悩みだけでやりたい仕事を諦めるのは、非常にもったいない選択です。

職場で築いた人間関係は、転職や独立といった次のステージに持ち運ぶことはできません。
一方で、仕事のスキルや実績は、どこへ行っても活かせる財産になります。

たとえば、営業スキルやマーケティングなどのスキルを身につければ、別の職場でも即戦力として評価されますし、
独立後も自身の武器として使えます。

こうしたスキルを高めることで市場価値が上がり、転職や独立の選択肢が広がると同時に、自由度の高い人生を手に入れることができます。

ただ例外として、酷いハラスメントに遭っている場合や、心身の健康が限界を迎えている場合は、無理に耐え続けるよりも、休職や退職の選択肢を検討しましょう。

会社に相談しても状況が改善されない場合には、環境を変えることが最善の策となります。

(3)全ての人に好かれることは誰にもできない

どんなに魅力的な人物であっても、全ての人に好かれることはできません。

たとえば、人気芸能人でも多くのファンがいる一方で、必ずアンチが存在します。
これは個々の価値観や背景が異なる以上、誰にでも起こり得ることです。

職場においても同じで、全員に好かれようとすることは現実的ではないし、自分自身を無理に押し殺す原因にもなります。

一部の人から支持や共感を得られるなら、それで十分と考えて、逆に自分を好まない人がいるのも「そういうものだ」と割り切ることが重要です。

特に職場では、利害関係や役職・職種などの違いから相性が悪い人が出てくるのは避けられませんが、その中でも味方となる人がいれば、業務は円滑に進められることがほとんどです。

一部の人間関係に気を取られすぎず、自分の役割や目標に集中するほうが、成果を上げるうえでも効果的です。

人間関係に完璧を求めるのではなく、必要な範囲で築ける関係を大切にして、無駄なストレスを避ける方が、自分らしく働ける環境を作る近道になります。

(4)人間関係に深く入り込むと面倒なことになる

職場の人間関係に深く入り込みすぎると、かえって面倒ごとに巻き込まれることが多くなります。

たとえば、社内政治や派閥争いに関与することで、人間関係のバランスを保つことに疲弊し、本来の業務やスキルアップをすることに集中できなくなることがあります。

さらに、上司や同僚との距離が近くなりすぎると、休みの日に私的な頼み事をされるケースがあって、引っ越しの手伝いや、休日の遊びへ付き合わされることまであります。

結果的にプライベートの時間が削られて、必要な休息や趣味を楽しむ時間、さらには自己研鑽の時間までも失われて、ストレスが蓄積して消耗してしまうのです。

職場は仕事をする場所であり、人間関係に過度に深入りする必要はありません。
適度な距離感を保つことで、余計なトラブルを回避し、時間やエネルギーを自分自身の成長や目標達成に充てることができます。

(5)どの道一生付き合うわけではないから

もし、あなたが職場の人間関係に悩んでいたとしても、過度に悩む必要はありません。

なぜなら、退職や転職をすれば職場での付き合いは一切なくなり、独立すればさらに自由な人間関係を築くことができるからです。

今はもう終身雇用の時代が崩壊しているので、会社が自分の人生を一生保証してくれるわけではありません。

会社に滅私奉公して、人間関係で消耗することは、今のキャリア構築には必須ではないと考えて、その時間やエネルギーを、自分のスキルアップや目標達成に使ったほうが、より将来の選択肢を広げられます。

特に変化の激しい時代では、職場の人間関係にこだわるよりも、自分の市場価値を高める努力をするほうが、どんな環境でも柔軟に対応できますし、ストレスを感じる環境からも自由に離れることできます。

職場は人生のすべてではないので、今いる環境での人間関係に執着せず、自分の未来を見据えた行動を選びましょう。

(6)仕事で成果を出せば問題ない

本来、職場で最も重要なのは、仕事で成果を出すことです。

会社組織の目的は、事業を通じて利益を上げることにあるので、人間関係が多少うまくいかなくても、成果を出せば問題ありません。

逆に、必要以上に人間関係に気を使いすぎて、自分の仕事が疎かになるのは本末転倒です。

仕事でしっかりと成果を上げて、実力を示すことができれば、周囲からの評価も自然と上がって、職場の人から必要とされる存在となり、邪険に扱われることもなくなります。

むしろ、成果を出している人には一定の尊敬が生まれるので、余計な人間関係の問題も少なくなります。

もちろん、最低限のコミュニケーションは必要ですが、それ以上に気を遣いすぎる必要はありません。

自分のキャリアや目標を見据え、仕事に集中して成果を上げることができれば、職場での立場を安定させて、結果的にストレスの少ない働き方につながります。

職場の人間関係で悩んだときの対処法

職場の人間関係に悩んだ時は具体的にどのようにすればいいのか?
実践的な対処法を5つ解説していきます。

(1)自分の軸をしっかりともつ
(2)最低限のコミュニケーションだけにする
(3)中長期的な目標設定をする
(4)仕事の実力をつけることに集中する
(5)独立・転職する

(1)自分の軸をしっかりともつ

職場の人間関係で悩んだときこそ、自分の軸をしっかり持つことが重要です。
転職や独立をすれば、職場の人間関係は途絶えますし、他の組織で活かせるものではないからです。

一方で、仕事のスキルや実績はどの職場でも活用できるので、自分の市場価値を高める財産になります。
そのため、人間関係に振り回されるより、自分のスキルアップに集中するほうが合理的です。

特に、昔ながらの終身雇用の価値観を持つ年長者がいる職場では、周囲に流されがちですが、最近では転職や独立もしやすい時代です。

時代遅れの価値観に引っ張られず、キャリアや目標に基づいて自分の進むべき方向をしっかり見極める必要があります。

結局は、自分の軸を持つことで、どんな環境でもブレずに行動できるようになります。

スキルを磨いて実績を積み上げていけば、人間関係の問題があっても、自分自身の価値を高めることで乗り越えられるので、能動的にキャリア形成していきましょう。

(2)最低限のコミュニケーションだけにする

職場の人間関係で悩んだときは、無理せず最低限のコミュニケーションにとどめましょう。
職場はあくまで仕事をする場所であり、全員と深い関係を築く必要はないからです。

また、ドライな人間関係を保つことで、社内政治や派閥争いといった無駄なトラブルに巻き込まれるリスクを減らせます。

さらに、職場での距離感を適切に保つことで、プライベートの時間を守ることができます。
自分の時間が確保できれば、趣味や自己研鑽に取り組む余裕が生まれ、仕事以外の充実感も得られます。

具体的には、飲み会やイベントに参加する際も、毎回ではなく1次会だけで帰る、または3回に1回だけ参加するなど、自分のペースを守るのがおすすめです。

ただし、業務に支障が出ないように、最低限のコミュニケーションは欠かさないようにしましょう。
感じの悪い人だと思われない程度に挨拶や報告、相談を心がけるだけで十分です。

人間関係に過剰なエネルギーを割くのではなく、自分の時間と労力を効率的に使うことで、よりストレスフリーな働き方を実現できます。

(3)中長期的な目標設定をする

職場の人間関係で悩んだときは、中長期的な目標を設定することで、自分の視点を広げて悩みを乗り越えるきっかけを作ることができます。

まず、自分の人生で実現したいことをリストアップして、それをいつまでに実現するのか期日を設定してみましょう。

たとえば、転職や独立を目指す場合、1年後にその目標を達成する計画を立てることができます。

その際、大きな目標を達成するために、半年、3ヶ月、1ヶ月、1週間、1日単位で具体的なタスクに分解していきます。
そうすることで、目標達成までに必要な行動が明確になって、毎日何をすべきか迷わずに済みます。

目標を意識することで、職場の人間関係での小さなトラブルや感情的な衝突にも冷静に対処できるようになります。
さらに、日々の行動が目標に向かっているという実感が得られるため、モチベーションを保ちやすくなるんですね。

職場での悩みに囚われるよりも、未来を見据えた行動を優先することで、より前向きな人生設計ができるのです。

(4)仕事の実力をつけることに集中する

職場の人間関係で悩んだときは、仕事の実力をつけることに集中するのが最善の対処法です。

自分の軸を持ち、目標を設定したのなら、その目標達成のために必要なスキルを高めて、実績を積み上げることにエネルギーを注ぎましょう。

仕事のスキルを磨き、成果を出すことで、職場での立場が強固になります。
実力が認められると、周囲からの評価が上がり、人間関係の問題も次第に薄れていくことが多いです。

逆に、スキルが不足していると、些細な人間関係のトラブルに巻き込まれやすくなるため、スキルの向上は悩みを解消する手段にもなります。

たとえば、マーケティングやプログラミング、営業スキルなど、自分のキャリアに直結する分野を徹底的に学び、結果を出すことを意識しましょう。

その成果が周囲にも見える形で現れると、人間関係に悩む時間が減り、自分の目標に集中できる環境が整っていきます。

仕事において大切なのは、人間関係よりも持ち運びのできるスキルを身につけることです。

スキルと実績を積み上げることで、どんな時代になっても、環境が変わっても、市場に価値提供することができるので、自分の人生選択も自由になって長期的な成功が実現できます。

(5)独立・転職する

職場の人間関係に限界を感じたときに、自分の軸を持って目標を設定して、仕事の実力を高められたら、転職や独立をするのは合理的な選択です。

職場の人間関係は、転職や独立さえすれば、一切関係がなくなるからです。
一方で、自分が築いたスキルや実績は次のステージで活かせる大切な財産となります。

たとえば、日々の努力で専門スキルを高め、一定の実績を積むことで、自分にとって魅力的な職場や独立した後のクライアントを引き寄せることが可能になります。

また、転職先や独立後の環境を選ぶ際には、自分の強みが発揮できて、自分の適性に合った価値観を重視することで、より満足度の高い仕事が実現できます。

ただし、独立や転職を考える際には、準備が重要です。
市場調査をして、自分のスキルがどのように評価されるのかを確認しながら、転職先や独立後のプランを明確にしておきましょう。

そうすることで、リスクを抑えつつ次のステップに進むことができます。
人間関係に悩み続けるよりも、自分の力で環境を変えていくことで、より良いキャリアと働き方を手に入れていきましょう。

わたしの経験談

会社員時代、私は上司からのハラスメントや毎日の通勤に大きなストレスを感じて
「この働き方は自分に向いていない」と強く思うようになりました。

そのため、自分の力を最大限に発揮できる環境を探したいと考えて、独立を決意しました。
ただ、勢いで会社を辞めるだけでは路頭に迷って成功しないこともわかっていました。

そこで、自分の軸を明確に持ち、目標を設定して計画的に行動していくことにしました。


具体的には、退職したい日をゴールとして設定して、そこから逆算して数か月、1か月、1週間、1日のタスクと期日を細かく分解して計画を立てていきました。

この計画をもとに、必要なスキルを磨き、取引先を開拓するための準備を進めました。

さらに、職場では最低限のコミュニケーションを保つため、飲み会や社内イベントには必要最低限の参加に留めました。

そうすることで、時間やエネルギーを自己研鑽や独立準備に集中することができました。

心身ともに限界を感じながらも、目標に向かって一つずつタスクをこなしていった結果、複数の取引先を開拓することに成功しました。

現在、わたしは自営業の人事コンサルタント、マーケター、キャリアカウンセラーとして独立し、会社員時代以上の収入を得ています。

仕事や時間、働く場所、人間関係を自由に選べるようになって、これまでのストレスから解放されて、充実した毎日を送っています。

こうして、小さな行動の積み重ねから人生好転できたので、職場の人間関係に悩んでいる方も、まずは自分の未来に向けた一歩を踏み出してみてください。

わたしが人生逆転した方法、人生を好転する習慣方法についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

まとめ

今回は、職場の人間関係がどうでもいい理由と対処法について解説しました。

もし、あなたが職場の人間関係で悩んでいるのなら、自分の軸をもって、目標をもち、実力をつけて行動していくことで、今の仕事や環境を改善して人生を好転させることができます。

人生を好転させるためには、仕事や人間関係が自由に選択できる「起業」という道も選択肢のひとつです。
起業を実現させるには、自分の強みを明確化し、目標設定することがポイントとなります。

また、独立する前に、まずは副業から始めてみることで市場のニーズや自分の適性もわかるのでリスクを軽減させながら実現へと近づけていけます。

わたしは、キャリアカウンセラーやWEBマーケコンサル、ビジネスコンサルタントとしてこれまで多くの女性のキャリア相談を受けてきました。

自己分析のカウンセリングはもちろん、女性の強み発掘や独立支援もしています。
わたし自身、独立して在宅起業したことで、時間や場所に縛られず、人間関係を自由に選択できて快適な毎日を過ごせるようになりました。

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