「脱サラしたい理由はなんだろう?」「30代でやるべきことはなんだろう?」と疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか?
30代はライフイベントが発生し、今後のキャリアの悩みも多いかと思いますが、仕事や働き方を見直すことで、自分の強みが発揮できて人生を充実させることができます。
わたしも30代ですが、会社員としての働き方が合わずに辛かったですが、今ではWEBマーケター、キャリアカウンセラーとして自営業で経済的な自立を実現しました。
仕事内容や人間関係が自分で選択できて、時間と場所に縛られない働き方となったことで、人生全体の満足度を上げることができました。
そこで今回は、30代で脱サラ起業したわたしの実体験も踏まえて、脱サラ起業した理由、脱サラ起業のハードルについてそれぞれ紹介します。
また、30代女性のキャリアアップに必要なこと、起業に必要なスキルについても解説しますので、今の働き方や仕事に違和感のある人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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わたしが脱サラ起業した5つの理由
わたしが脱サラ起業した理由は下記の5つです。
- 会社員で一通りの仕事を経験できた
- 日本企業は家父長制を基盤としている
- 縦社会・組織が合わない
- 入りたいと思う企業の求人がない
- 会社員は60歳で定年になる
(1)会社員で一通りの仕事を経験できた
私が脱サラ起業を決意したのは、人材紹介会社で無形商材の営業、コンサルティング、WEBマーケティングといった様々な業務を経験し、それぞれにおいて実績を積むことができたからです。
会社員としてのキャリアを積んで、入社前に自分が目標としていた「無形商材の法人営業のスキル・実績を得る」という目標を達成しました。
そして、ある時点で会社員としてこれ以上のスキルアップやキャリアアップの道が見えなくなってきたのです。それは、自分の成長と志向に対して、既存の職場環境がもはや追いつかないと感じたからです。
この状況において、私は会社員を続けることに疑問を持ち始めました。
その結果、自ら独立する道を選択し、起業することで、新たな挑戦に自らのスキルを活かし、さらなる成長を遂げることができると確信しました。
(2)日本企業は家父長制を基盤としている
わたしが人材紹介会社で働いていた経験から、ありとあらゆる業界の裏側を知る機会がありました。
その中で、日本企業の多くで女性差別があり、男性が絶対的な権力を持つ家父長制を基盤としていることが、明らかになりました。
わたし自身が女性であるため、この体制の中で差別の対象となり、スキルアップやキャリアアップの道が制限されていると感じることが増えました。
人を差別したり、差別を受けることには抵抗があるため、日本企業での会社員生活に対して疑問を持ち、自分の価値観と矛盾しない新たな働き方を模索することにしました。
わたしは自分の信念に反しない形で、自分自身で事業を立ち上げ、独立する道を選んだのです。この決断は、社会の慣習や制約から解放され、自分自身の強みを活かす機会を与えてくれました。
(3)縦社会・組織が合わない
わたしはADHDであり、単独で新規開拓したり、新たなアイディアを生み出すことを得意とする一方で、集団行動はうまくできず、集団に馴染めた経験もありませんでした。
大人数で一斉に動くことができず、日本の縦社会での仕事に馴染むことが難しいと感じ、さらに、女性であるため日本企業の組織の中では差別の対象になりやすいことも痛感していました。
また、わたしは誰とでもフラットに接するタイプであり、自分の信念としても、人に対して上から目線で接することや、上司を過剰に敬うことが苦手でした。
さらに、日本企業の多くがメンバーシップ型であり、ひとりひとりの役割が曖昧なため、自分のペースで仕事を進めることができず、成果を出すことよりも集団での協調性に重きを置く環境は、わたしには合わないと感じました。
このことから、自分の価値観と矛盾しない新たな働き方をするために独立して、日本企業の慣習や制約から解放されて、自分自身の強みを生かすことができるようになりました。
同じく会社員であることへ違和感がある人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
(4)入りたいと思う企業の求人がない
わたしは営業職として経験・実績を積んだうえで、社内の異動でWEBマーケターとなり、経験を積みました。
転職も少し考えましたが、自分が望む条件を満たす求人はありませんでした。
30代という年齢では、20代が多いWEBマーケターの職場に馴染むのは難しいと感じていたからです。
さらに、企業内のWEBマーケターのポジションでは、システム構築が得意なエンジニアのような役割が求められ、わたしの得意とする顧客アプローチが活かせない状況でした。
WEBマーケターと言っても、この職種は細分化すると10職種以上あり、理系よりの仕事と文系よりの仕事があります。
わたしは文系よりで、右脳型の脳科学や心理学を基にした顧客の行動経路を追うスタイルを得意としています。
また、企業が成長すると、縦割りで職務が細分化され、まとまった業務をひとりで手がけるスタイルが困難になるため、自分の意思で事業運営ができる独立という道を選択しました。
(5)会社員は60歳で定年になる
わたしは働くことが好きで、生涯働き続けたいと考えていますが、会社員の場合、60歳で定年を迎えるのが一般的です。
そうなると、60歳以降も主体性をもって働き続けるためには自営業を選ぶことになるため、60歳になってからではなく、まだ若くて体力のある30代のうちに起業することを決意しました。
起業は新たな挑戦の連続であり、多くのエネルギーを要するため、若いうちに始める方が、体力的にも精神的にも有利であると判断しました。
また、脱サラ起業で経済的な自立を実現したことで、老後の不安を大幅に軽減することができました。
自分のペースで、自分のやり方で働くことができるようになり、より充実した人生を送ることが可能になったのです。
脱サラ起業の6つのハードル
脱サラ起業のハードルは下記の6つです。
- 人間関係の整理が必要となる
- 時間の確保が必要となる
- 退職の引き止めがある
- 行動することへの躊躇がある
- まわりの古い価値観に引きずられる
- 自分軸ではなく他人軸になっている
(1)人間関係の整理が必要となる
新たなチャレンジをしようとすると、必ずと言っていいほど、ドリームキラーと呼ばれる人物が現れます。
ドリームキラーは、挑戦する自分を否定してきたり、バッシングする人です。
現状維持が好都合な人たちにとっては、身近に新たな挑戦をする人がいたら、不都合を感じたり、変わらない自分に対しての罪悪感や焦燥感が出るため否定してくるのです。
わたし自身、職場で利害関係のある上司から挑戦を妨害されそうになった経験があります。
このような人物が現れたときには、自己肯定感を保ち、実現を妨害されないためにも、できるだけ距離を置くことが大切です。
(2)時間の確保が必要となる
起業への道を歩むには、まずは時間の確保が必要です。
会社員としての生活では、飲み会や社内イベントへの参加が求められますが、起業準備を進めるためには、活動を取捨選択しなければなりません。
わたしの場合は、前もって予定が決まっている歓迎会や送別会などには参加して、急に決まった飲み会は極力避けるようにしました。
このような行動をとっても、わたしが一匹狼の性格だったためか、周囲に不信感を持たれることはありませんでした。
反対に、ランチや帰宅など常に普段から人と一緒に行動する人にとっては、このような行動はハードルを高く感じることがあります。
さらに、時間を有意義に使う意識が芽生えると、これまでのだらだらとした残業を改めて、仕事の効率も上がり帰宅も早くなります。
わたし自身、無駄を削減する意識が高まり、朝の二度寝をやめることができました。
また、通勤時間がわずか15分でも、電車の中で自分の事業に関するSNSの投稿をするなど、一刻も無駄にしないよう努めるようになりました。
これらの小さな変化の積み重ねが、日々をより充実させて、起業への道に近づいていきます。
(3)退職の引き止めがある
長年勤めた会社を離れるとき、特に日本のように長期勤務を美徳とする文化では、退職の引き止めに遭遇することがよくあります。
日本企業では、転職や起業への移行を裏切りと見る場合があり、退職を決意した人を強く引き留めることが一般的です。
わたし自身、脱サラを決意した際、在籍していた会社からかなり強く引き止められ、実際に15回もの話し合いを重ねたほどです。
何度も引き止められると、退職を諦めてしまいそうになることもありますが、引き止めには屈せずに、自分の意思を貫くことが大切です。
円満に退職するためには、会社や人のことを悪く言わず、退職の理由を「プライベートなやむを得ない事情」にすることで、社内の摩擦を最小限に抑えることができます。
また、自分のなかで退職を伝える日を前もって決めていたことで、自分の業務のマニュアル化を進めておくことができ、社内の引継ぎはスムーズにすることができました。
(4)行動することへの躊躇がある
多くの人が脱サラして起業する決断を躊躇する主な理由は、現状の快適さと安定した収入です。
会社員として働くことで得られる毎月の安定した給料や、現状維持バイアスは、新たな挑戦への一歩を踏み出す勇気を阻害します。
特に、今の環境が心地よく感じられる場合、起業への行動が後回しにされがちで、なかなか実現しません。
反対に、自分の生活が死活問題に直面しているような危機感を持っている人は、行動を起こすモチベーションが高まります。「やらないと先がない」という強い動機が行動を促すのです。
私の場合、起業に向けて行動する際の心理的なハードルは特に感じませんでしたが、独立後に大多数の人が頑丈な心理的ブロックに苦しんでいることを知りました。
行動することへの躊躇を乗り越えるためには、自己肯定感を保ち、起業後のビジョンを明確に描くことが重要です。
(5)まわりの古い価値観に引きずられる
現代の日本社会では、多くの人々が30年以上前の価値観に囚われています。
親や上司などの年長者は、高度経済成長期の成功法則を引き合いにアドバイスしてきますが、今の停滞している日本経済では、そのような古い方法では通用しなくなっています。
このような状況で起業を考える際、周囲の古い価値観に引きずられることは大きな障害となります。
起業や独立を検討している多くの人が、このような壁にぶつかり、何年も起業できずに悩んでいるのです。
自己肯定感を保ち、古い価値観に囚われず、自分自身のビジョンに基づいて前進する勇気が必要です。
他者に流されず、自分が何に幸福を感じるかを自問自答し、自身の強みを生かす新しい生き方を模索することで自分にとって最適な道が切り拓けるでしょう。
なお、日本企業の慣習についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
(6)自分で意志決定してきた経験が少ない
多くの人が脱サラ起業を躊躇する理由のひとつに、「自分で意志決定してきた経験が少ない」という点が挙げられます。
日本の教育システムや社会構造は、受け身型でインプット中心のアプローチが一般的であり、多くの人々は一斉に集団行動することに慣れています。
そのため、自分だけが異なる行動を取ることに対して大きな恐怖を感じるのです。
このような背景から、起業塾やセミナーへの参加さえも大きな一歩となり、多くの人が延々と悩んでしまいます。
起業は、不確実性の高い状況下で継続的に意志決定をしていく必要があり、そのプロセスが自分にとって過大なストレスになる場合、起業はおすすめできません。
起業に成功するには、能動的に思考し、自分自身で行動を起こす力が不可欠であり、ただ金銭を投じるだけでなく、積極的に問題に取り組む姿勢が求められるからです。
もし世間体や他人の意見に左右されやすい場合、起業はさらなる挑戦となり得るため、自分軸で物事を考えて行動できるようになることが、起業への第一歩です。
30代女性のキャリアアップに必要なこと
30代女性のキャリアアップに必要なことは下記の3つです。
- 持ち運びのできるスキルを身につける
- 下剋上できる2大職種がある
- 実力成果主義の環境へ行く
(1)持ち運びのできるスキルを身につける
30代の女性がキャリアアップを目指すうえで、会社組織に依存せずに他の場所でも活かせる「ポータブルスキル」を身につけることが非常に重要です。
わたし自身、キャリアを積む過程で、特に人材紹介会社で働いた経験が役立ちました。
そこでは、個人顧客だけでなく法人顧客に対する営業力、コンサルティング能力、コーチングスキル、マーケティング知識など、多岐にわたるスキルを磨くことができました。
これらのスキルは、どの職場に行ってもそのまま役立つ「持ち運び可能なスキル」となります。
たとえば、Abemaなどで有名なサイバーエージェントの藤田社長も、新卒で入った人材総合会社を1年で退職し、自身の営業スキルを活かして起業し、数千億円規模の企業を築き上げました。
企業初期は営業代行の事業からスタートしており、彼の成功は、持ち運び可能な営業スキルがあったからこそ可能となりました。
このように、自分自身で働き方や生き方をコントロールし、市場価値を高めて多様な職場や業界で活躍するためには、ポータブルスキルの習得が欠かせません。
(2)下剋上できる2大職種がある
30代女性がキャリアアップを考える際、特に注目すべきは、学歴や経歴に自信がなくても実力で評価される職種です。
わたし自身、20職種以上の実務経験を積んだうえで、人材紹介会社でありとあらゆる業界の裏側を見てわかったことがあります。
下剋上が可能な職種としては大きく分けて2つあり、営業系とIT・WEB系の職種です。
これらの職種は学歴不問で実力主義が根付いており、成果を出せばキャリアアップが可能です。
わたし自身、様々な業界を経験してきたことで、これらの職種が如何に自分の努力次第で飛躍できるかを実感しました。
30代の女性が新たなチャレンジをする際には、学歴や経歴などに影響を受けない職種で、自己肯定感を持って前進することが、成功への一歩です。
(3)実力成果主義の環境へ行く
日本の多くの企業は家父長制の影響が色濃く、特に女性に対するキャリアアップの機会は限られています。
帝国データバンクの調査によると、女性管理職の割合は下記グラフの通りです。
上記のデータによると、女性管理職の比率は依然として1割未満に過ぎません。
日本企業の多くが評価体制が不明瞭であり、上司の主観に左右されるため、性別による評価の偏りが生じやすい環境だからです。
このような状況の中で、30代女性がキャリアアップを目指すならば、実力成果主義を採用している職場への転職を検討することがひとつの解決策です。
実力や成果が明確に評価される環境なら、性別に関わらず公平なチャンスが得られて、自身の能力を存分に発揮できます。
実力成果主義の職種では、比較的評価基準が明確にあるため、個々の努力と成果が直接的に昇格や昇給に繋がります。
そのため、女性は自分のスキルを磨き、客観的に成果を示すことで、男性が支配的な従来の職場文化を乗り越えることが可能です。
明確な目標と自信を持って、新たな挑戦に立ち向かうことが、30代女性のキャリアアップには不可欠です。
起業で必要な5つのスキル
起業で必要なスキルは下記の5つです。
- 新規開拓力
- 交渉力
- IT・WEBスキル
- マインドセット
- 商品・サービスを選定・作る力
(1)新規開拓力
起業成功の鍵となる重要なスキルのひとつが「新規開拓力」です。
商品やサービスがどれだけ優れていても、利用してくれる顧客がいなければ売上は1円も生まれません。
新規開拓力がある起業家は、躊躇せずに積極的に市場にアプローチし、仕事を獲得することができます。
この能力は、特に起業初期においては事業の成否を分けることも少なくありません。
さらに、新規開拓力はただ顧客を増やすだけでなく、様々なビジネスチャンスを生み出す基盤ともなります。
たとえば、自分の商品やサービスがまだない場合には、営業代行として他の企業の商品を売る事業から始めることができます。
わたし自身も起業当初は、営業代行の仕事からスタートし、即座に売上を上げることができました。
新規顧客の獲得は、アプローチ数を担保することで、成果につながりやすくなりますので、行動力がないと悩んでいる人が自分の殻を破るためにも最初に身につけるべきスキルです。
(2)交渉力
起業において重要なスキルのひとつが「交渉力」です。
成功する起業家の共通点として、困難な状況でも両者にメリットのあるWin-Winの解決策を見出せる能力が挙げられます。
白黒思考にならず、A案とB案の間で中間のC案を模索する柔軟性が、ビジネスの場で非常に重要です。
交渉においては、初めからできないと断るのではなく、可能性を探る行動が大切です。
たとえば、提案が難しい場合でも、まずは社内で実現可能性を確認し、相手に寄り添う姿勢を見せることで、相手の心象を良くすることができます。
そのようにしたうえで、「予算内でどのように実現するか」という具体的な解決策を一緒に考えることが、良好な関係構築に繋がります。
このような交渉力は、ビジネスチャンスを広げ、新規開拓力とも連動することで、起業家が市場に新たな価値を創造し、継続的な成長を遂げるための基盤となります。
(3)IT・WEBスキル
起業においてIT・WEBスキルの重要性は計り知れません。
オンラインでのビジネス運営には、自社の商品やサービスをウェブサイトに掲載し、WEB集客の仕組みを構築し、オンライン上での決済システムを整える能力が必須です。
また、SNSやブログの定期的な投稿、効果的なランディングページの作成、公式LINEアカウントの運用など、デジタルマーケティングの全領域にわたるスキルが求められます。
さらに、IT・WEBスキルを持つことで、WEBマーケター、WEBデザイナー、SNS運用代行、ITエンジニアといった職種で活躍する道が開かれます。
わたし自身もWEBマーケターとして、法人・個人クライアントに対してWEBマーケティングの支援を行っており、このスキルが直接的にビジネスの成果に結びついています。
オンラインでのビジネス運営には、これらの技術が不可欠であり、新規顧客の獲得からビジネスの拡大に至るまで、IT・WEBスキルが強力な武器となります。
(4)マインドセット
起業成功には、適切なマインドセットが不可欠です。
多くの起業家が直面するのは、「雇われマインド」から「起業マインド」への転換することです。
起業するには、自分で決断し、行動し、全責任を負う覚悟が必要であり、マインドセットがなければ、起業の道は極めて厳しいものになります。
起業初期は特に、見返りがすぐには得られない「無報酬期間」を乗り越えなければならず、この時期に大量行動を取ることが求められます。
そのため、目先の利益に囚われず、中長期的な視点で利益を追求することが重要です。
また、不確定要素が多い中で、恐れずに未知の領域に素早く進出する勇気も必要になります。決断力、行動力、自走力は起業家にとって不可欠なスキルです。
受け身の姿勢ではなく、自分の事業に対して全責任を持ち、自己決定権を強く持つことが求められます。
(5)商品・サービスを選定・作る力
起業成功の重要な要素のひとつに、「商品・サービスを選定・作る力」があります。
新規開拓力があっても、市場に訴求する価値のある商品やサービスがなければ、売上は生まれません。
この能力は、市場のニーズを正確に理解し、それに合わせて魅力的な商品やサービスを開発することを指します。
このスキルは、起業初期に特に重要で、事業の基盤を形成する上で中核となります。
良い商品やサービスを提供することができれば、それが自然と顧客を引き寄せ、事業の成長を加速させます。また、自分の強みや市場のギャップを活かした商品・サービスを作り出すことが、競合との差別化につながります。
たとえば、自分の商品やサービスがない場合でも、市場の需要を把握し、他の企業の商品を営業代行することから事業を始めることができます。このアプローチは、後に自社商品の開発につながる実践的な経験となります。
わたし自身も起業当初は他企業の商品を売ることからスタートしましたが、その経験が後に自社サービスの開発に役立ちました。
最初に市場のニーズを理解することが、後の成功に直結するため、商品・サービスを選定・作る力は、起業家にとって最も重要なスキルのひとつです。
起業しやすい仕事について詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。
起業したら何者にでもなれる
起業するという選択は、自分の可能性を広げ、本来の自分を表現する自由を与えてくれます。
会社員としては経験することが難しい職種や仕事内容にも挑戦でき、自分自身のビジネスをゼロから築き上げることが可能です。
起業すれば、学歴、経歴、年齢、性別、国籍など、多くの制約がなくなります。
これらは通常、就職や転職を考える際の障壁となり得る要素ですが、自分で事業を始める際には、これらの要因による差別は存在しません。
起業は自己決定の力を試される場であり、自由と同時に責任も伴いますが、それによって得られるのは、自分の限界を自分で決める機会です。
新規顧客の獲得から自社製品の開発まで、一歩一歩自分のペースで事業を拡大できるのです。独立は、誰もが何者にでも変わるチャンスを与えてくれる大きな一歩となります。
人生を好転させたいと考えている人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事では、脱サラ起業した理由、脱サラ起業のハードル、30代女性のキャリアアップに必要なこと、起業に必要なスキルについてそれぞれ紹介しました。
今の仕事や働き方に違和感を感じたときには、既存の常識や慣習にとらわれず、否定してくる人と距離を置き「ポータブルスキル」を身につけることがポイントとなります。
まずは、自分の強みや価値観を明確にしたら、将来実現したいことはどのようなことなのかを考えて、自分の強みを発揮をできる仕事や働き方を選択しましょう。
わたしは、キャリアカウンセラーやWEBマーケコンサルとしてこれまで多くの女性のキャリア相談を受けてきました。
自己分析のカウンセリングはもちろん、女性の強み発掘や独立支援もしています。わたし自身も会社員の働き方に違和感があった経験から脱サラ起業して、時間や場所に縛られず、人間関係に悩むこともなく充実した毎日を過ごせるようになりました。
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