【解決可能!】真面目だけど仕事が遅い人の6つの特徴と改善策

「仕事のスピードが遅い人の特徴は?」「仕事を頑張っても遅いのはなぜ?」
こんな悩みはありませんか?
わたしは採用コンサルタントやキャリアカウンセラーの経験からも、ありとあらゆる業界の人からの相談を受けてきました。
そのなかでも、真面目に仕事をしていても仕事が遅いことで悩んでいる人は本当に多いです。
わたしも会社員時代には、様々な原因から仕事が遅くなってしまい、さらに上司からのハラスメントを受けていて、心身ともにボロボロになった経験があります。
そこから「ある方法」を実践したら、仕事もスムーズに進んで人間関係も自由に選択できて、収入アップを実現しました。
そこで、今回は「真面目だけど仕事が遅い人の特徴」を徹底解説します。
実践的な改善策も解説しますので、仕事がスムーズにいかず悩みを感じている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
真面目だけど仕事が遅い人の6つの特徴

真面目だけど仕事が遅い人の特徴は下記の6つです。
- 完璧主義になっている
- 100%を理解しないと行動できない
- 優先順位を間違えている
- 人に頼るのが苦手
- 目的が明確になっていない
- 集中力がなくなっている
(1)完璧主義になっている
真面目だけど仕事が遅い人の特徴のひとつとして、「完璧主義」があげられます。
完璧主義な人は、すべての仕事を100点で仕上げようとする傾向があるんですね。
一見すると向上心が高く優秀に見えるかもしれませんが、実際には細部にこだわりすぎて手が止まって、結果的に仕事のスピードが落ちてしまうことがあります。
たとえば、企画書を仕上げる際に細かい表現やフォントのサイズまで気になって、いつまでも提出できない状態が続くんですね。
こうした状況では「完璧を目指すより、まず提出してフィードバックを受ける」ことが重要です。
特にビジネスでは「完璧でなくても早く出す」ほうが価値がある場合も多く、スピードと質のバランスを取ることが求められます。
完璧主義になりすぎないようにすることで、仕事全体の効率が上がり、信頼も得やすくなります。
(2)100%を理解しないと行動できない
真面目だけど仕事が遅い人の中には、「100%を理解しないと行動できない」という人がいます。
これは「完全に全てを理解してからでないと不安」という心理状態から起きるんですね。
一見、慎重で丁寧に見えますが、実務ではスピードが求められる場面も多いので、仕事が滞ってしまう原因にもなります。
たとえば、新しいツールの操作や企画の進め方などで、少しでも不確定な要素があると手をつけられないという人がいます。
だけど、実際の仕事では、ある程度やりながら学ぶ「トライアンドエラー(試行錯誤)」の姿勢が重要です。
完璧に自分がわかることしかしない人は、チャンスや成長の機会を逃してしまいます。
必要なのは「まずやってみる」姿勢と、「わからない部分は動きながら補う」柔軟さです。このマインドがあると、仕事のスピードと精度の両方を高めていけるようになります。
(3)優先順位を間違えている

真面目だけど仕事が遅い人の特徴として「優先順位を間違えている」ことがあります。
たとえば、提出期限が迫っている資料よりも、見た目の装飾や細かい修正に時間をかけてしまうケースです。
こうした行動は「タスク管理力の弱さ」によるもので、仕事全体の流れを俯瞰できていないことが原因となります。
ビジネスの場では「重要度」と「緊急度」を見極めて、何から手をつけるかを判断する力が求められるんですね。
これは「優先順位のスキル」でもあって仕事のスピードと成果に直結します。
特にタスクが多いときには、「今やるべきこと」と「後回しにしてもいいこと」を整理することが大切です。
ToDoリストを作成したり、上司やチームとこまめに確認することで、ズレを防ぐことができます。
正確さとスピードのバランスをとるには、まず優先順位を正しくつける力を養うことが近道です。
(4)人に頼るのが苦手
真面目だけど仕事が遅い人の特徴として「人に頼るのが苦手」なことがあります。
責任感が強く、自分で抱え込むタイプの人に多く見られる特徴です。
たとえば、他の人に相談すれば数分で解決するようなことも、遠慮や不安から一人で悩み続けてしまい、結果的に時間がかかってしまうことがあります。
このような状態は「過剰な自立志向」とも言われ、周囲と適切に協力し合うスキルが欠けていることが原因です。
ビジネスにおいては「分業」や「チームプレイ」が前提のため、適切に助けを求めることも重要な能力のひとつです。
「頼る=迷惑をかける」と思い過ぎず、相手の得意分野を活かすという視点を持つことで、チーム全体の生産性も高まります。
自分一人で背負わず、必要に応じて人の力を借りる柔軟さを持つことが、スピードと成果を両立させる鍵になります。
(5)目的が明確になっていない
真面目だけど仕事が遅い人の特徴として「目的が明確になっていない」ことがあげられます。
目的が曖昧なまま作業に取りかかると、どこまでやればよいのか判断できず、結果として時間ばかりがかかってしまうことがあるんですね。
目的とは「何のためにその業務を行うのか」というゴールや意図のことです。
たとえば「この資料は誰に、どんな意図で見せるのか」が明確であれば、内容やトーンを絞ることができ、効率よく仕上げられます。
逆に、目的が不明確なままでは細部にこだわりすぎたり、関係のない情報まで盛り込んで、結果的に仕事の質を下げる原因にもなるんですね。
仕事に取りかかる前に「この作業の目的は何か」「成果物に求められることは何か」を整理しておくと、スピードと質のバランスを保ちながら効率よく進められるようになります。
(6)集中力がなくなっている
真面目だけど仕事が遅い人の原因として「集中力がなくなっている」状態が考えられます。
たとえば、寝不足のまま満員電車で通勤していたり、大部屋のオフィスで騒音があったり、人に話しかけられ続けて集中が中断される環境だと、
どれだけ真面目でもパフォーマンスは落ちてしまいます。
また、空調が寒すぎたり暑すぎたり、職場の臭いが気になるといった身体的ストレスも、集中力を奪う大きな要因です。
こうした環境が続くと、知らず知らずのうちに心身のリソースが消耗していきます。
もし当てはまる点が多い場合は、「自分にとって今の働く環境が合っていないかもしれない」と見直すこともひとつの選択肢です。
最近では在宅勤務やフリーランスといった柔軟な働き方も増えているので、働き方そのものを考えることで、集中しやすく快適な環境を手に入れることができるでしょう。
在宅ワークの見つけ方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

真面目だけど仕事が遅い人の7つの改善策

真面目だけど仕事が遅い人の7つの改善策を解説していきます。
- 最初に目的を明確にする
- 優先順位をつけて取り掛かる
- キャパオーバーになる前に相談する
- 6割の仕上がりでフィードバックを得る
- タスクを分解してスケジュールを立てる
- テンプレートを活用する
- 仮説を立ててから取り組む
(1)最初に目的を明確にする
真面目だけど仕事が遅い人の改善策として「最初に目的を明確にする」ことは非常に効果的です。
目的が曖昧なままだと、必要以上に情報を集めたり、細部にこだわりすぎて時間を浪費してしまうことがあります。
目的は、「何のためにこの作業をするのか」「何を達成したいのか」といったゴールのことです。
たとえば「会議用の資料を作る」ときも、上司の意思決定を助ける資料なのか、チームの認識を揃える資料なのかで、必要な内容や構成は変わります。
最初にゴールを確認しておくことで、不要な作業を減らせたり、仕上げの基準も明確になります。
完璧を目指すよりも「目的に合っているか」を判断軸にすることで、仕事のスピードと質のバランスをとりやすくなります。
(2)優先順位をつけて取り掛かる
真面目だけど仕事が遅い人の改善策として、「優先順位をつけて取り掛かる」ことが大切です。
真面目な人ほど、すべてのタスクに全力で取り組もうとしてしまい、重要な仕事に手が回らなくなるケースがあります。
優先順位は、限られた時間の中で「どの作業を先にやるか」を判断する基準のことです。
たとえば「緊急かつ重要なタスク」から取りかかることで、納期遅れやクレームなどのリスクを防げます。
「重要度」と「緊急度」を軸にしてタスクを分類する「アイゼンハワー・マトリクス」という手法も有効です。

このようにやるべきことを見える化して整理するだけでも、今やるべきことが明確になるんですね。
優先順位を決めることで、限られた時間を最大限に活かせるようになり、無駄な焦りや手戻りも減らせます。
(3)キャパオーバーになる前に相談する
真面目だけど仕事が遅くなってしまう人の改善策として、「キャパオーバーになる前に相談する」ことが大切です。
キャパオーバーは、自分の処理能力や時間を超えて仕事を抱えてしまい、パフォーマンスが落ちたり、納期に間に合わなくなったりする状態のことです。
真面目な人ほど、「頼まれたからには断れない」「自分でなんとかしよう」と思い込み、限界まで抱え込みがちです。
周囲に状況が伝わっていなければ、サポートを受けることも難しくなります。
そのため、「少し厳しいかも」と感じた時点で、早めに上司やチームメンバーに相談することが重要です。
相談することで、業務の調整やサポートを受けられる可能性が高まり、無理なく進められるようになるんですね。
自分だけで頑張るのではなく、チームで成果を出すという視点を持つことが、結果として信頼にもつながります。
(4)6割の仕上がりでフィードバックを得る
真面目だけど仕事が遅い人の改善策として、「6割の仕上がりでフィードバックを得る」ことが効果的です。
完璧を目指しすぎると、時間ばかりがかかってしまい、方向性がズレていた場合には修正の手間も増えてしまいます。そこで大切なのが、“ドラフト(下書き)段階での確認”です。
たとえば企画書や資料を6割ほどの完成度で一度提出し、上司やチームメンバーから意見をもらうようにすると、早い段階で修正点やニーズを把握できます。
こうしたプロセスは「フィードバックループ」とも呼ばれていて、質を高めつつ効率よく仕事を進めるための手法です。
最初から完璧を目指すのではなく、まずは形にして早めに意見をもらうことで、スピードも精度も向上します。
(5)タスクを分解してスケジュールを立てる
真面目だけど仕事が遅い人の改善策として有効なのが、「タスクを分解してスケジュールを立てる」ことです。
大きな仕事に取りかかろうとすると、「どこから始めればいいかわからない」と感じて手が止まってしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、タスクを細かく分解する「WBS(Work Breakdown Structure)」という考え方です。

たとえば「企画書作成」というタスクなら、「情報収集」「構成づくり」「初稿作成」「見直し」のように工程を小さく分けて、それぞれに期限を設けます。
このようにタスクを見える化して順序立てることで、取り組みやすくなり、時間の見積もりもしやすくなります。
また、進捗が見えることで達成感も得られやすくなり、結果的にスピードアップにもつながります。
(6)テンプレートを活用する
仕事が遅くなりがちな人にとって、「テンプレートを活用する」ことは大きな改善策になります。
テンプレートは、あらかじめ決まった形式や構成をもつひな形のことです。
たとえば、メールの返信文や企画書のフォーマットなどをテンプレート化しておくと、一から考える手間が省け、作業スピードが格段に上がります。
特に真面目な人は、毎回ゼロから丁寧に作ろうとして時間がかかりやすい傾向があるんですね。
テンプレートを使えば、一定の品質を保ちつつ効率よく仕上げられるため、完璧を求めすぎる人にこそ効果的です。
慣れてきたら自分用にアレンジしたテンプレートを複数用意しておくと、さまざまな場面で時短につながります。
(7)仮説を立ててから取り組む
仕事のスピードが遅くなりがちな人の改善策として有効なのが、「仮説を立ててから取り組む」ことです。仮説とは、「こうすればうまくいくのでは?」という見通しや予測のこと。
着手前に方向性を自分なりに決めておくことで、無駄な試行錯誤を減らすことができます。
真面目な人ほど、正解を探しすぎて動けなくなることがありますが、完璧な答えが初めから用意されているケースは多くありません。
だからこそ、まずは仮の答えを立てて進みながら、必要に応じて修正する柔軟さが重要です。
「この資料はAパターンで作ればよさそう」といった簡単な仮説からでもOKです。
小さな見通しをもってスタートすることで、仕事全体のスピードと質を同時に高めることができます。
わたしの経験談

わたしも会社員時代、真面目なのに仕事が遅い状況になっていた時期がありました。
原因のひとつは、五感が敏感で、満員電車の通勤や大部屋のオフィス環境に強いストレスを感じていたことです。
通勤中の圧迫感や不快なにおい、職場での騒音や空調の寒さ、さらには人の体臭やタバコの残り香まで、集中力が削がれる要因が常にあったんですね。
また、わたしは夜型の体質で、決まった時間に出社して毎日同じリズムで働くことが、そもそも向いていませんでした。
さらに、自分で考えて動くほうが得意で、上司に逐一相談したり、顔色をうかがったりするのが苦手だったため、上司からハラスメントを受けることもありました。
そんな環境に限界を感じて独立して、今は自営業の採用コンサルタント、マーケター、キャリア支援をしています。
自分のペースで働けるようになり、五感を刺激する不快な要因がなくなったことで、集中力が飛躍的に上がりました。
人間関係のストレスも激減し、会社員時代よりも高い収入を得られるようになって、今では安心して働ける、自分に合った環境で日々充実しています。
ちなみに、「真面目な人が損をする理由と損しないための対処法」についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

まとめ

今回は、真面目だけど仕事が遅い人の特徴と改善策について解説しました。
真面目に仕事をしていても仕事が遅い人には、仕事がスムーズにいくことを阻害する原因があるので、まずは、原因を特定して状況にあった改善策を実践していきましょう。
仕事を真面目にしているけど悩んでいる人は、働き方や人間関係に縛られない起業という選択肢もあります。
それには、自分の強みを明確化して、目標設定することがポイントとなります。
また、独立する前に、まずは副業から始めてみることで市場のニーズや自分の適性もわかるのでリスクを軽減させながら実現へと近づけていけます。
わたしは、キャリアカウンセラーやWEBマーケコンサル、ビジネスコンサルタントとしてこれまで多くの女性のキャリア相談を受けてきました。
自己分析のカウンセリングはもちろん、女性の強み発掘や独立支援もしています。
わたし自身、独立して在宅起業したことで、時間や場所に縛られず、人間関係を自由に選択できて快適な毎日を過ごせるようになりました。
今の仕事を続けるかお悩みの方、独立起業、副業などに興味のある方は、ぜひご相談ください。
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